被害当事者ら意義を問う 旧優生保護法違憲判決 23日に文京でフォーラム

2025-11-21 HaiPress

フォーラムについて説明する松田さん=千代田区で

「戦後最大の人権侵害」とされる旧優生保護法を憲法違反とした2024年の最高裁判決について、判決の意義や被害の実態を伝えようというフォーラムが23日、東京都文京区で開かれる。聴覚障害のある弁護士と被害当事者が登壇する。

一定の障害がある人を「不良」とし不妊断種手術などを強いた旧優生保護法について、24年7月の最高裁判決は違憲と判断し、国に賠償を命じた。

弁護団の松田崚(りょう)さん(35)は「裁判所が『人権のとりで』としての役割を果たした結果」とする一方で「旧優生保護法が立法される前の時点で、『基本的人権に反し、憲法違反だ』との指摘があり、法が成立しなければ、被害者は生まれなかった」と話す。

SNSでは最近「旧優生保護法を元に戻せ」といった差別的な書き込みが後を絶たない。実社会でも、障害者がアパート入居や診療を断られる事例があるという。松田さんは...

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