東日本大震災から15年…心を寄せ、鎮魂・復興・希望を踊る 松山バレエ団が新「コッペリア」を5月に再演

2026-04-17 HaiPress

松山バレエ団は5月3・4日、東京・渋谷のBunkamuraオーチャードホールで、新「コッペリア」全幕を上演する。東日本大震災に心を寄せて新たな演出、振り付けをした作品で、初演は2012年。再演は2013年以来で、13年ぶりとなる。今年舞踊歴75年を迎えた主演の森下洋子は「震災から15年の節目。周りが明るく、幸せになっていく舞台をつくりたい」と語った。(清水祐樹)

3月の栃木公演の様子©エー・アイ(平井晋之介撮影)

◆「人間の精神の美しさを踊りで示したい」

「コッペリア」は19世紀にフランスで初演されたレオ・ドリーブ作曲の古典。人形師コッペリウスが作った美しい人形コッペリアに恋した村の青年フランツと彼の恋人スワニルダが織りなすコメディーだ。

一方、松山バレエ団による「新」は、総代表の清水哲太郎が構成や台本、演出と振り付けを担当。2011年の震災を受け、鎮魂や復興、希望の気持ちを込めた。

新たな設定では、コッペリアは人間。街を火山災害が襲った際に幼い子どもの身代わりとなって命を落とす。父コッペリウスは心を閉ざし、災害の犠牲者の人形(ひとがた)を作って鎮魂に努める。やがて、コッペリアを慕っていたスワニルダや石工のフランツら若者たちの明るさで人々の絆が回復し、復興祭へとつながっていく。

清水は「災害や戦争が相次ぐ現代、人間は危機に陥った時にどうするのか。人間の精神の美しさを踊りで...

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